はじめに
急な話で安全運転管理者になることとなりました。名前も聞いたこともなかったので今後のために調べてみました。
ここでは私と同じように全くの未経験から安全運転管理者に選任された人に対して安全運転管理者とは?から安全運転管理者の変更関する流れや必要書類についてを記載していきたいと思います。
安全運転管理者になるまでの流れ
安全運転管理者とは
5台以上の台数の自家用自動車(白ナンバー)を保有する事業所において、運行計画や運転日報の作成、安全運転の指導を行う者のこと。年に1回の講習参加が義務付けられている。
安全運転管理者になるには年齢と経験が必要
安全運転管理者になるには年齢が20歳以上である必要があります。ただし副安全管理者を置くことが義務付けられている事業所の場合は安全運転管理者は30歳以上でないといけません。
また、自動車運転管理に関して2年以上の実務経験を要するか公安委員会が行う講習を受けている場合は実務経験が1年でも資格を満たします。そのほか同等以上の能力を有すると公安委員会が認定した者も安全運転管理者になることは可能ですが社内における役職が課長職相当以上であり従業員や車両に対して指導管理できる地位であることが望ましいとされています。
違反行為の実績がある場合は、安全運転管理者の資格は無い??
安全運転管理者としての欠格要件の中に速度違反、放置駐車違反などよく聞く違反が記載されています。道路交通法に違反はダメですが不注意でやってしまった方も多いかと思います。そのような人は安全運転管理者にはなれないのかを確認したところ、飲酒、無免許運転などの重大な違反をしていない限り問題ないとのことでした。
なお、自家用自動車(白ナンバー)以外に事業用自動車(緑ナンバー)がありますがが事業用自動車に関しては運行管理者という制度がありまして、この運行管理者については別に作成をしようと思っています。
何をする仕事??
安全運転管理者の業務は、「運転者の管理」と「運行業務の管理」の2種類に分けてあります。
令和4年の4月と10月には、上記以外にも次のような業務が義務化されます。
安全運転管理者の届け出方法
安全運転管理者の選任・解任の際や、届出事項に変更がある場合には、自動車を使用する事業所を管轄する警察署へ所定の日数以内に事業主や所属長など、使用者責任を負う人による届出が必要です。届け出は管轄警察署に持っていくことになります。
安全運転管理者の変更に関する必要書類について
今回私が行なったのは安全運転管理者の変更の届け出となります。この際に必要だった書類について記載していきます。
運転記録証明書の入手方法
証明書申込用紙は、警察署、交番、駐在所、及び各センター事務所に備え付けてあります。申込書類は都道府県によって異なりますのでご注意ください。
必要事項を記入のうえ、手数料を添えて最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から申込むか、センター事務所の窓口へ直接申込むことになります。
証明書の交付手数料は、1通につき670円です。ゆうちょ銀行・郵便局の払込みにより申込む場合は、別途、払込料金が必要となります。
私は某県に住んでおり、会社は都内で県の安全運転センターが遠く、電車賃より振込手数料の方が安かったので振り込みを選びました。なお、郵貯を使用して振り込む場合は100円引きでした。
安全運転管理者に関する届出書の記入方法
安全運転管理者に関する届出書の書き方例はこちら
最後に
上記の必要書類を集めて警察署へもっていくと5分くらいで新たに自分の安全運転管理者証が交付されます。
安全運転管理においてはドライブレコーダーやアルコールチェッカー等システムやツールでフォローができ、効率化により負担を軽減することが可能です。
今後、これらについても記載していけたらと思います。
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